スロベニア旅行2日目。今日はトリエステからいよいよスロベニアに入る。
ホテルの近くに水族館があるので行ってみたら改装中でした・・・。残念。仕方ないので街をさらっと回って早々にスロベニアに向かうことにした。
今日の目的地は首都のリュブリャナ。Waze(ナビゲーションアプリ)でルートを調べていたら、トリエステからスロベニアに入ってすぐのところにシュコツィアン洞窟という世界遺産の洞窟があることがわかった。
奥さんは洞窟は好きじゃないのだけど、世界遺産なら相当凄いのだろうって事で立ち寄ってみることにした。
さてチケットを買うか・・と思ったらなんと本日(明日も)はチケット完売。
マジか!流石にバカンスシーズンだからか?と思いきや、この洞窟はガイドツアーでのみ入ることができるらしく、定員がかなり限られてるみたい。うーむ残念。インフォメーションセンターでどうしても入れない?と聞いたけどダメだった。
でもスロベニアは洞窟がたくさんあるから他のところに行ったら?と近くのDIVAŠKA JAMAという洞窟を紹介してくれた。さらにポストイナ鍾乳洞という有名な洞窟があるけど、そちらはツーリスティックだから、近くDIVAŠKA JAMAがおすすめとのこと。
ただし、そこもガイドツアーのみで次のツアーは1時間後とのこと。
まあともあれ行ってみよう。
車で10分くらいで到着。
一応看板はあるのだけど、売店とか軽食スタンドとか全くなし。何か食べながら時間になるのを待とうと思ってたけど、想像以上に何も無かった。ここでガイドをひたすら1時間も待つのは流石に退屈すぎるってことで、ここは断念してツーリスティックだというポストイナ鍾乳洞に向かうことにした。
40分ほどでポストイナ鍾乳洞到着。なるほどこれは確かにツーリスティックだ。巨大な駐車場があって、ホテルまで併設されてる。観光客もべらぼうに多い。感覚的には世界遺産の洞窟の10倍くらいの規模だ。
1時間半後の入場チケットが買えたので、それまでランチを食べて過ごすことに。
スロベニアの名物料理っぽいミートパイ(名前忘れた)をいただく。ちょっと脂が重いが美味しい。
食事中に気づいたのだけど洞窟から出てくる人の服装がかなり重装備。チケット売り場でもらったチラシをみると洞窟内はなんと10度だそうな。
滞在時間は90分なので完全に冷え切る。これはまずいということで車に戻ってハイキング用のジャケットを取ってきた。外は30度以上の真夏日なのでこれが必要になる気温は想像もできないけど・・・。
入場時間の15分前に洞窟の入り口に行くように言われていたので行ってみると、すでに長蛇の列。トロッコ列車に乗って洞窟に入るってことだけど、全員乗れるのか心配になるレベル。
でも入場時間になるとどんどん人が吸い込まれていく。スロベニア語、英語、ドイツ語、イタリア語別にグループが分けられて、トロッコ列車のプラットフォームへ。
この時点ですでにかなり寒い。
随分長いトロッコ列車が2本あって、ピストン輸送で観光客をバンバン運んでいきます。なのであれだけの長蛇の列でも捌けるのですね。
運良く一番前の席に座れました。では出発進行!
上の動画はタイムラプスです。実際はもちろんこんなに速くないのだけど、それでもなかなかのスピードで、上から鍾乳洞の柱が降りてきているところを通過する時はちょっとスリリングです。
洞窟の内部に着いてそこからガイドに案内されて洞窟を回ります。
この鍾乳洞は200年以上前から旅行客が来るようになって、このトロッコ列車が整備されたのも100年以上前だそうです。
確かに凄いスケール。
どうしてここは世界遺産じゃないのか?と不思議に思ったのだけど、線路を引く時にどう考えても鍾乳洞を破壊しているので、それが世界遺産に登録されない理由なんじゃないかなと思います。
洞窟内に橋がかかっているのだけど、この橋は第一次世界大戦中のロシア軍捕虜によってかけられた橋だそうです。ず・・随分古いのね。・・・大丈夫かな?
洞窟内をぐるぐる回っていつの間にかトロッコ列車乗り場に戻ってきました。
トロッコ列車にまた乗って外に戻る。いやーあったかくて気持ちいい!冷え切った体が温まる。(まあ10分もしないうちにただただ暑く感じるようになったのだけど)
アウトドアジャケット着てたけどかなり冷え切った。体格の良い白人でTシャツ短パン姿の人もいたけど、日本人はしっかり暖かい格好で洞窟に行くことをおすすめします。
洞窟の隣に洞窟内の生き物を展示している水族館というか動物園というか生物園?があってそこもチケットを買って入った。
・・・が、ダンゴムシみたいな生物ばかりでしかも大抵はどこにいるかすらも確認できないので、ほとんど楽しめず。
ホライモリというウーパールーパーみたいな生き物が目玉なのだけど、生きてるのか死んでるのかもわからないほど微動だにしないので、よほどこういう生物に興味がある方でない限りこの展示は見なくていいと思います。
ホライモリは洞窟ツアーの最後の方でも見ることができますので。
さて鍾乳洞観光を終えて首都リュブリャナに向かいます。道を調べていたら、スロベニアの高速道路は電子チケットを事前に買う仕組みということが判明。
慌てて1週間チケット購入。ではリュブリャナへGO!
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