今年の夏休みは同僚のアルベルトのおすすめでスロベニアに決定。トリノからスロベニアは車で約7,8時間。一気に行くのはちょっと疲れるので、トリエステで1泊する行程にした。フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州に来たことなかったので、チェック・ザ・ボックスできるし!
8時過ぎにトリノを出発して、途中休憩やちょっと渋滞に巻き込まれながらホテルに着いたのは16時。やっぱり遠かったなー。
1泊だけのトリエステ滞在はSavoia Excelsior Palace Triesteというちょっと良い目のホテル。今回の旅行は一応夏のバカンスなのでいつものふらっと行く旅行よりは良いホテルに泊まります。
さて、トリエステはあくまでスロベニアへの経由地なので、今日の夕方から明日の朝までしか滞在しないから時間がない。早速観光に出ます。
まあ時間がないといってもトリエステで特に見たいものもないのだけど。
トリエステといえば・・・コーヒーのillyの本社がある街です。LAVAZZAみたいに博物館があれば行きたかったのだけど、博物館は無くて直営店があるのみ。
どうせコーヒーの味なんて同じなんだろうけど、とりあえず直営店に行ってみることにした。
トリエステの街を眺めながらillyへ向かう。トリエステは海の街なのでジェノヴァっぽいところもあるけど、ジェノヴァよりも少し洗練されていて綺麗な感じがする。ニースとジェノヴァの中間って感じかな。
illyカフェに到着。うーむ。まあ普通のillyカフェって感じだ。直営店というだけでフラッグショップとか本店感はない。
本店で一番シンプルなエスプレッソを体験しようかと思っていたのだけど、本店ならではの味を感じることは99%不可能だろうと判断して、今飲みたいものをそれぞれ頼んだ。
エスプレッソシェケラート(冷たいエスプレッソ)とVanilla sweet cold brewというスタバのほにゃららフラペチーノのようなものを飲みました。
メニューのラインナップの豊富さはさすが本店という感じはします。直営店ならどこもこれくらいあるんだろうか?
まあそれぞれ美味しかったのだけど、せっかくillyの本拠地に来たのだからもう少し特別なものを感じたかったな。
illyを出てもう少しトリエステの観光を続ける。セルビア正教会に少し参拝して、San Giustoという丘に登る。
丘の上にはお城があって、見晴らしが良さそうなので入ってみる。
お城の中はちょっとした博物館になってるのだけど、展示されているものはローマ時代の石像とか、中世の槍とかでたいして面白くもない。
素晴らしいのはやっぱり見晴らし。トリエステの街と湾が一望できます。
そして展望台にはカフェもあったのでビールを一杯ひっかける。ここまで結構歩いたのと、夏の夕方のオープンエアというシチュエーションと素晴らしい眺めで、もう最高。
こんなに良い場所なのに何故か人が全然いなかった。雰囲気は夕方だけど実はもう19時なので時間帯が遅いのかもしれない。ビールを飲みながら今日のレストランを探す。めぼしいところは大体満席で、第5候補くらいのところでようやく予約できた。
お城を出て隣にあるカテドラルへ。ステンドグラスから西陽が差し込んで神々しい雰囲気に包まれてました。
そろそろ丘を降りていったんホテルに戻って夕食に行こう。
予約したお店は湾に面した通りにあって、いかにも観光客向けという雰囲気だったのだけど、アメリカ人みたいな見た目のオーナーは感じが良く、食べた「本日のお魚」もとても美味しかった。
観光客向けかと思いきや地元の常連さんと思われる人たちも結構来たので、結論としては良いお店に入れたようです。
締めは当然illyで!正直LAVAZZAもillyもVergnanoも違いがわかりません。(マシーンの手入れ具合が味に大きく影響する気がする)
食後街を少し散歩。夕方よりも人が多い気がする。広場に組まれたステージでライブが行われてたけどやかましすぎたので早々に退散。歳ですねえ・・・。
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