最終日の今日はマントヴァを午前中観光してトリノに帰ります。

今日のホテルは朝食付き

朝食会場に行くと、昨日テレビを直してくれた(時間はかかったが)おじさんがいたのでご挨拶。見たかった柔道の決勝戦が終わってから直ったので、正直全く意味がなかったのだけど、妙な絆ができたのは嬉しい。

ホテルをチェックアウトして、今日はドゥカーレ宮殿へ。第1日曜は入場料無料だそうなので、昨日ではなく今日来ることにしたのでした(ケチ?)

ドゥカーレ宮殿はかつてマントヴァを治めていたゴンザーガ家の宮殿。

教会、美術館、博物館、庭園など見どころいっぱいでした。

天井から天使が覗き込んでます(Camera degli Sposi)
外は湖
湖を見渡せる回廊
コンサートのリハーサルをしてました
星座の絵(獅子座)

ゴンザーガ家は1328年からハプスブルク家の軍門に下る1707年まで400年近くもここを統治した。徳川家より長いのね。400年近くかけてじっくり作り上げて行った宮殿、しっかり堪能しました。

宮殿の後、ホテルの部屋から見えていたROTONDA DI SAN LORENZOとBASILICA DI SANT’ANDREAに立ち寄って観光終了。

ROTONDA DI SAN LORENZO
BASILICA DI SANT’ANDREA

BASILICA DI SANT’ANDREAはまあ普通の街で一番大きい教会といった感じなのだけど、教会の説明を読んでいたらとんでもない聖遺物が保管されていることがわかった。

それはなんとキリストの血。キリストが磔刑になった後にキリストの死を確認するために槍で脇腹をついたロンギヌスが、十字架の下のキリストの血が染み込んだ土をどういうわけかここマントヴァまで運んだそうです。それならば保管されているのは血ではなく、土なんだと思うのだけど、とにかくキリストの血がここに保管されているそうで、イースターの直前の金曜日(聖金曜日というらしい)に毎年一般公開もされるそうです。

おおー、かなりの眉唾だけども興味あるなあ。一度見てみたいけど・・そのためだけにもう一度マントヴァに来るかというと微妙・・・。

マントヴァに旅行する計画がある方は、聖金曜日に訪問することを検討してみてください!

観光を終えて、ランチをここで食べてトリノに帰ることにした。

昨晩はレストランのチョイスをミスったのだけど、その後街を散歩していて発見した良さげなレストランへ。

予約なしでも無事に入れました。家族経営っぽくてみんなとても感じがいい。

Osteria della Fragoletta

美味しそうなお店なので、ここで名物のTortelli di Zuccaを食べたかったけど昨日も食べたので断念してイノシシのラグーソースのタリオリーニの黒トリュフがけにしました。

その場でトリュフを擦ってくれます
奥さんはマイアリーノ(子豚)

デザートはマントヴァ名物のクッキーのTorta sbrisolonaとリモンチェッロを使ったティラミス

最初から最後まで全部うまかった。雰囲気も店員の対応も最高。最後に美味しいご飯を食べられてよかったな。昨日の印象のままだとマントヴァ=ご飯があまり美味しくない街の烙印を押していたでしょう。

Torta sbrisolona
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