アンブラン2日目というか最終日。トリノに戻ります。
朝同僚のステファノたちがキャンプサイトを引き上げて僕らのホテルに来て一緒に朝食を食べた。チェックアウトする際にこのお城ホテルの修復記録ビデオを見せてくれた。
とてつもない費用がかかってると思う。ざっくりどれくらいかかったの?と聞いたけどやんわりかわされて教えてくれなかった。もともと大金持ちなのだろうけど、政府から補助金も出てるんだろうな。(その意義はあると思います)
チェックアウトして湖へ。遠泳大会が行われてた。かなりの高齢スイマーが最後にゴールする際にみんなで拍手。確かにゆっくりだったが、見た目70は超えているであろうそのお歳でこの遠距離を泳ぎ切るのはすごい。
近くで行われていた骨董市を覗く。ニースでも感じたけどピエモンテの骨董市よりも洗練されている。商品を厳選して、数は少ないけど良いものを置いている感じ。ピエモンテは玉石混合でガラクタ感を感じることも多いけど。
昨日の湖ビーチの方に行って少し散策してランチを食べて、帰路に着く。
行きはMonvisoの西側から来たけど、帰りはColle dell’Agnelloという峠を越える東側のルートで帰ります。2日間でぐるっとMonvisoを回るルート。
Guil川沿いのD902という道を進む。ツールドフランスのコースにもなってるらしい。
谷間の道をどんどん進むとやがて開けた道になり、アルプスの素晴らしい景色の中をドライブしていく。
イタリアとの国境の手前の山小屋でおやつ休憩。信じられないぐらい効率の悪いレジで結構待ったけど、見晴らしは最高。
ちなみに日本と比べればイタリアのレジの効率ははるかに悪いが、フランスのそれはどうかしていると思う。
それにしても、モンビゾ周辺ってこんなに素晴らしかったんだな。6時間以上かけてドロミテに行く必要なんてないじゃないか。
その後も綺麗な景色の場所で車をちょっと止めて休憩。
あとはトリノまでまっしぐら。ステファノたちはピネローロに戻ったので途中でバイバイ。2日間一緒にドライブして、最後にハザードと共に窓から手を出してバイバイする時のなんとも寂しいことよ。すぐにまた会社で会うのにね。
楽しい旅行だった。付き合いが長いけど思えば1泊旅行は初めてだな。ステファノ、誘ってくれてありがとう。
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