去年の12月にカザーレ・モンフェラートの骨董市に来た時に通りすがりの人におすすめされたシナゴーグに行けなかったのがちょっと心残りだったので再訪。

今日も骨董市が開催されているのだけどまずはシナゴーグへ。

外観は至って普通の建物。入り口は最新の自動扉。でも中はとても長い歴史を感じさせるシナゴーグでとても美しい。

パッと見た感じは教会と同じ

中に入った最初の印象は教会と同じ雰囲気。でももちろんよく見ると十字架やキリストの像、絵はもちろんないし、書かれている文字はヘブライ文字。入り口にはキッパーが置かれ男は左側、女性は右側から参拝するように指示されています。

キッパーが用意されていました
男性は左側を
書かれている文字はヘブライ文字

カザーレ・モンフェラートだけでなくピエモンテにはユダヤ人のゲットーやシナゴーグが数多くあります。言うまでもなくユダヤ人は離散した民族であり、各地でゲットーに隔離されて迫害された歴史もあります。一方で迫害されてもなお地元の文化に溶け込まず自らの文化・宗教を維持し続けたという点に非常に興味がそそられる。

迫害されてもなお信じ続けられる教えとは何なのか・・・。世界に占める人口はそんなに多くないのだろうけど、ビジネスで成功しているユダヤ人が多いので、その教えに何か特殊な秘密があるのかなと興味が湧きます。

トリノにも大きなシナゴーグがあるのだけどまだ訪問したことがないので今度行ってみようかな。

シナゴーグを見学した後、骨董市へ。奥さんはかなりじっくり見てたけど特に何も買わず。

牛(鹿?)に龍を刻む!要らないけどいくらなのか気になる(非売品か?)
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