骨董市を見終わって少しおやつを食べることに。最近スーパーでよく買うKRUMIRI(クルミリ)というクッキーがこのCASALE MONFERRATO発祥のお菓子ということで、KRUMIRIを食べに行くことに。
1764年創業のCORINOというカフェが大々的にKRUMIRIを売っていたのでそちらでエスプレッソにKRUMIRIが1本ついてくるというセットを食べた。
うむ。フツーに美味しい。クルミリはヴィットリオ・エマヌエーレ2世が亡くなった年の1878年に、このカザーレ・モンフェラートでドメニコ・ロッシという人によって考案されたと言われていて、曲がったクッキーの形はヴィットリオ・エマヌエーレ2世の髭を模したそうです。
バター風味が豊かなクッキーです。最近家でよく食べるお気に入り。トリノではよく売られているけどイタリア全土で一般的なクッキーなのかどうかは不明です。
さて、無事本場のクルミリも食べてそろそろトリノに帰るかとなった段階で何やらもう一店舗「クルミリの老舗」らしきお店を発見。
お店の壁にも「ここがオリジナルである」的なことが謳われている。
しまった・・・こっちだったか。とりあえず中に入ってみるとこのお店では製造・販売のみでここで食べることはできないみたい。それなら良かったお土産にここのクルミリを買って帰ろう。
素敵な缶に入ったものと、内容量は同じで紙の簡易包装のタイプがあって、地元の常連さんと思われる人たちは簡易包装を買っていく。一見さんの僕らは缶も欲しかったので缶入りを購入(当然紙包装より数ユーロ高い)。
KRUMIRIはKosher(ユダヤの食事規則)にも適していることを示す証書があった。ユダヤの文化が根付いている街ならではの証書。
ということでお土産に買って帰ったこのKRUMIRIですが・・・めっちゃくちゃに美味しい。スーパーのKRUMIRIとは別物と言ってもいいくらい。コリっと硬い食感が全然違う。バターの香りが口の中に広がる感じも。ここに来たらまた買おう。次は紙包装バージョンで。
トリノでも缶入りタイプは買えるのでこちらはお土産にオススメです。
トリノに戻って、同僚に教えてもらったPrincipi d’acajaに最近オープンしたピッツェリアWEMAへ。PIZZIUMのようなとてもカジュアルな雰囲気。
耳がしっかり膨らんだピザでとても美味しい。・・美味しいのだけどちょっと家から遠いのでわざわざここに食べに来ることはないと思う。この辺にたまたまいてピザを食べたい時はお世話になると思います。
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