トリノ郊外にあるサンテナという街はアスパラガスで有名だそうで、今週末はその収穫祭が行われるとのことで行ってみました。

10時半くらいに到着するとタイトル写真にあるようにアスパラガスの噴水がドドーンと聳え立ってました。お祭りはまだ始まっていなかったので、街をぶらぶら散歩。

街を歩いているとやたらとカヴールさん(イタリア初代首相)の壁画を眼にする。ググってみるとカヴールさんが住んでいたらしく、彼の家が公開されているとのこと。アスパラランチ祭まで時間があるので行ってみることにした。

レゴ風カヴール
ストリートアート風カヴール
とにかくカヴールさんで溢れてる
カヴールさんとアスパラ
カヴールさんが住んでいた家

ちょうどガイドツアーが始まるところだったので参加。イタリア語のツアーなのだけどガイドさんが時々英語でも説明してくれました。なおガイドさんは僕らのご近所さんであることが判明。

カヴールさんは財を見せびらかさずに慎ましやかに暮らしたとのことだけども、いったいこの家のどこが慎ましやかなのか笑

なおカヴールさんのお墓もここにあります。

カヴールさんの執務机・・かっこええ
キエーリで織られた刺繍生地だそうです

面白かったのが扉。ピエモンテのお城や古い建物では傾いて開けられた扉をよく見かける。古い扉だから蝶番が壊れてしまっているのかと思っていたのだけど、これは敢えて傾けているのだそうな。傾けることで扉が床を削ってしまうのを防いでるんだって。
ピエモンテで特徴的な方式だそうです。

傾けて開けるのがピエモンテ式!

カヴールさんが溺愛した甥っ子が戦争で亡くなってしまったそうで、その時に甥っ子に打ち込まれた銃弾が飾ってありました。

戦争で亡くなった甥っ子と甥っ子に撃ち込まれた銃弾

濃厚なガイドツアーでした。本来はこの後お庭に回れるのだけど、アスパラ祭りが始まるのでそちらに向かう。ガイドさんはオススメレストランも教えてくれたけど、せっかくなのでお祭り会場のテントで食べることにする。

アスパラ祭会場

街の手作りお祭り感満載でなんと給仕は小学校くらいの子供たち。それでもプロ並みに立派に対応してくれます。さすが食の国イタリア。

リゾット、茹でアスパラ、お酢でマリネしたアスパラ、ラザニア。アスパラ尽くし!

アスパラフルコース!

そしてグリッシーニはサンテナが誇るFeyles社のグリッシーニ。僕はこのグリッシーニが一番美味しいと思ってます。

Feylesのグリッシーニ

サンテナにふらっと来て見たけど思いがけずカヴールさんのこともよく知れて楽しかった!

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