会社の同僚が住んでる街キエーリ。トリノが誇るコーヒー屋のVERGNANOが生まれた街でもあります。今日はまだ車の調子が悪いのでバスで行ってみた。
トリノ中心地からバスで30分弱。
今日はワインのイベントが開催されていてたくさんの人で賑わってました。
屋台でお肉はさんだピアディーナを食べてワインのイベント会場へ。
Di Freisa in Freisaというイベントで、白ワインを試飲しながらプロデューサーの説明を聞く。なお参加料無料。
もちろん何を言ってるのかさっぱりわからない。イベントの主催者が僕らを見つけて驚いて駆け寄ってきた。どこでこのイベントを知ったの?写真撮っていい?グローバルなイベントになってとても嬉しいと。
イタリア人のこういうところが好きだなあ。「なんで外国人がいるの?」と煙たがらずに、「外国人が参加してくれた!」と喜んで受け入れてくれるところ。
そしてこういう飲食のイベントが色々なところで行われていてこんな田舎町でも洗練されたイベントになってしまうところも好き。
ちなみにFreisaのワインというのは普通赤ワインだそうで、後日ここに住む同僚(アルベルト)に話したら「え?白ワインのイベントだった?おかしいな・・・」と驚いてました。
白ワインは確かに実験的な試みと説明していたような気がします。
試飲イベントに参加して少し街を散歩。高台の教会からの眺めが気持ちいい。
昔ユダヤ人のゲットーだった建物群もあった。中には入れず外から見ているとたまたま住人がやってきて中庭まで入れてくれた。「出て行く時は門を閉めて行ってね」と。
今もユダヤ人が住んでるのかな?
中心地で賑わっていたジェラテリアでジェラートをいただく。列に並んでる時に前の地元の人と話してたら「イタリアに住んでるならイタリア語話さなきゃね」と容赦無くイタリア語で捲し立てられた。半分くらい分からなかったけど、まあこうして相手にしてくれるだけありがたい。
帰りのバス停で奥さんが「かつてのVergnanoの工場」と主張する建物を見に行った。奥さんは以前この街の病院に来たことがあって、その時に発見したんだそうな。
ここがそれ。
確かにVERGNANOと書いてあるけど・・・その上にCOTONIFICIOとある。
イタリア語がわからなくてもコットンに関連する工場なのでは?と推測できる。
調べてみると綿紡績工場とのこと。コーヒーのVERGNANOとは無関係でした。後日アルベルトに聞いたらVERGNANOはこの地域に多い苗字なのだそうです。
トリノに戻って家の近所のピッツエリアを新規開拓。日曜も営業しているので前々から行って見たかった。
定義は不明だけど自然派を謳っていて、確かに食後の感じは軽かった。
でも基本的には持ち帰り用のお店という感じで2階の飲食スペースは簡易であまり居心地が良いとは言えなかった。味は悪くないので日曜のオプションにはなるけど。
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