リヨン小旅行3日目最終日。3日目の今日も祝日(イースターマンデー)のためほとんどのお店が休み。ついでに月曜なので博物館もほとんどお休み。イースターマンデーの3連休だから旅行に来たのだけど、ヨーロッパの祝日は観光に適してないですな・・・。

ということで今日もひたすら散歩をするのみ。昨日歩いた地区とは別のLa Croix-Rousse地区を歩くことにする。

バスでそちらの方まで行ってパン屋で朝食。非常に感じが良いいかにもフランスという感じのおしゃれなパン屋。

おフランスな朝食

お盆もお皿もおしゃれ。ちなみにエスプレッソはアルプスを越えてフランスに入った途端にクオリティが下がります。クオリティの問題というかなんかお湯が多くて薄い。多分フランス人の好みなのだろうけど、イタリアのエスプレッソに慣れていると調子が狂う。いや、こういうのが飲みたい時はアメリカーノを飲むので、エスプレッソは濃厚エスプレッソであって欲しいのだけど。

まあでも大きな問題じゃない。パンが極上に美味しいので最高の朝食。

朝食を食べ終わって観光開始。橋を渡るとちょっとした名所のだまし絵ビル発見。

人もベランダも全部だまし絵

いやー、これはすごい。写真で見ると本当に騙されてしまうレベル。落書きされないのも凄い。

まあ近くで見ると流石に絵だと分かるのですが
リヨンの誇りのポール・ボキューズさん

リヨンの街にはトラブール(Traboule)という抜け道があります。ビルの中に入っていくといつの間にか反対側の通りに抜けられるような仕組みで、私有地を抜けることになるので、住民だけが通って良いのか、観光客も通って良いのかイマイチ判別がつきにくい。

この地域にもたくさんあったのだけど、「流石にこれ以上は不法侵入だろ・・」と心配になって引き返すトラブールがいくつかありました。

リヨンのトラブール

トラブールをいくつか使いつつ丘の上を目指して20分くらい歩いたところで見晴らしのいい公園に到着。

昨日登った丘が見える

この3日間、散々見た大聖堂。正直もう飽きてる。これしかないんか笑

しばし公園でゆっくりして、別のルートで下の街へ降りていく。丘の上の街はどことなく上品な感じがしました。

可愛い落書き!
こういう建物への入り口がトラブールで反対側に抜けられたりします
かっこいいデザインのトラブール(階段を下っていくと反対側に出られます)
丘の上の街からリヨンの街を見下ろす

ということでひたすら歩いた。祝日に街の観光をしてはいけないということが身に染みて分かりました。

ちなみに飲食店すら結構閉まってる。いくつかグーグルで探したお店もことごとく閉まっていて、このままでは昼ごはんの食べ逃してしまう・・・と心配になって、結局観光客が集まる中心地の通りで見つけたお店に入った。

こちらでランチをいただきました

ザ・観光客ストリートという感じの立地が気になったけど、お店の雰囲気は良いし、何より食いっぱぐれるよりマシ。

そして結果的には結構美味しかったです。僕らが入った後もどんどんお客さんが来てあっという間に満席になったので、ぐずぐずしなくてよかった。

店内はこんな感じ
当然ワインはいただきます

昨日も食べたオニオングラタンスープ。ここでもやはりお酒+卵黄のソースが出てきた。これが「リヨン式」なんですねえ。ちなみにオニオングラタンスープは日本では有名だけど、イタリアの同僚は誰も知りませんでした。やっぱり日本人って食に対する好奇心がかなり強いのだと思う。世界中の料理を楽しもうという意欲が凄い。

リヨン式オニオングラタンスープ

こじんまりとした窮屈な感じの店内もフランスっぽくて逆にそれが良かった。

ランチを食べてホテルに一旦荷物を取りに帰ってまたFlixbusでトリノに戻りました。帰りの国境チェックはフランス警察だったせいかペルメッソ(滞在許可証)は求められませんでした。ということでみんなに迷惑かけずに済んだ😀

Flixbusでアルプス越え
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