今日は2回目のオランダ日帰り出張。東京から大阪日帰り出張するようなものなんだけど、早朝に出て23時過ぎに家につく日程なので結構つかれます。
今日も仕事を終えてスキポール空港について一人寂しく夜ご飯を食べようとしていました。どこも同じようなお店だけど、他のお客さんが食べていたフライドポテトがとても美味しそうだったので、とあるファーストフード店に入った。
当然ポテトがついたメニューを頼んで、トレイに乗せて席を探している時にトレイからポテトがスルッと滑って全部落ちてしまった。
値段にすれば数ユーロなんだけどもう本当にショックで。
仕事で疲れたのもあるし、一人で寂しかったのもある。でも決め手となったポテトを落としてしまったのが本当にショックだった。そして一人寂しくそれを拾ってゴミ箱に捨てる。
メインの(僕にとってはメインじゃなかったのだが)ブラジリアンジャンバラヤなるもの(多分そんな名前じゃないけどこの際それはどうでも良い)をしょぼくれながら食べていると、白人の女性がやってきて僕のトレイにポテトを置いた。
「あなたがポテトを落としたのを見てたからお店の人に頼んで新しいのをもらったよ」
な・・なんて優しい・・。泣きそうになりました。本当にありがとう。何度もお礼を言った。
少し離れた自分の席に戻った女性はこちらを向いてサムズアップしてくれた。いやもうこれ映画みたいな展開だな。映画ならこの後さらにどこかで偶然会って付き合うところだが、僕も彼女も別のお相手がいる。そこは現実ですねえ笑
でもこんなことってあるんだな。スキポール空港のいい思い出。
彼女に何もお返しができなかったのと、お店の人にお礼を言うのを忘れたのが心残り。
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