両親は明日の朝のフライトで日本に帰るので、今日は実質的に最終日。日帰りでミラノにやってきました。
僕らもイタリアに慣れたとはいえベースがトリノなのでミラノはちょっと緊張感がある。とりわけスリが多いと聞くので両親は携帯も含め貴重品を全て家に置いてほぼ手ぶら状態で向かう。
まずはドゥオーモとガレリア。
ガレリアを抜けて近くのレストランへ。ベタベタにミラノ風カツレツ。
美味い。観光地プライスでちょっと高かったけど、まあこのお味であれば納得。
ランチ後はスカラ座へ。両親は高校時代ブラスバンド部でクラシック音楽が好きなので、中を見学することになった。僕らはそんなに劇場に興味がなかったから外で待つことにした。写真を撮りたいだろうから妻の携帯を預けた。
待っている間にジェラートでも食べようかってことで周りをぶらついたけど美味しそうなジェラート屋が全然見つからない(ガレリアは激混みだったから行かなかった)。トリノだと良点がしのぎを削ってるしジェラートを食べ歩いている人がたくさんいるのに、そういえばミラノではあまり見ない。なんでだろ。
結局ジェラートは食べられず、スカラ座脇のカフェで生グレープフルーツジュース(スプレムータ)を飲んで涼を取る。
スカラ座を終えて、今日のメインイベントの最後の晩餐へ。チケット発売日に買ったのだけど、あいにくイタリア人によるガイド付きのチケット(ちょっと高い)しか買えなかった。
最後の晩餐の部屋に入ってから全く理解できないイタリア語の説明を聞かされるため、自由にじっくり絵が見られなくてちょっと残念。
説明の後にじっくり見る時間があるのかと思ったら「はい、時間なので部屋から出てください・・・」となってしまった。
ちなみに僕らはこの絵を見るのは三度目なんだけど、両親は初めてなのに「思ったより感動しなかった」と言ってた。
僕らは初めて見た時は結構感動した気もするけど、こういうのって自分でチケットを取ったり、行き方を調べたりして、自分でたどり着くと感動もひとしおなんじゃないかなと思う。全部人が手配して連れてこられて、はいどうぞ、ではちょっとありがたみがないのかも。
まあ本当の芸術の価値はそんなことでは変わらないから結局まあそんなに好きな絵じゃなかったということでしょう。
絵を見た後は教会も案内してくれる。当然ここもイタリア語。途中から両親はこの説明を聞くのが苦痛になったようで集団から離れて自分のペースで教会を見てた。その気持ちは理解できる。
最後の晩餐を見終わってさあフレッチャロッサでトリノに帰ろう!となった時にトレニタリアから予約していた電車の遅延の知らせが。うーむ。仕方ないからもう一度ドウォーモ広場へ。
ドウォーモに入ろうかとも思ったけどチケット売り場が長蛇の列で断念。近くのパスティッチェリアでケーキを食べてしばらく休憩。
久しぶりにここのケーキを食べたけどやっぱり美味しい。
ちょっと休憩して駅に戻ってトリノに帰りました。
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