昨日偶然知ったOPEN HOUSE TORINO。とても面白いイベントなので今日も回ることにした。主にCROCETTAとSAN SALVARIO地区を。
ちょっとやっかいなのが開館時間。家によっては土曜のみ、あるいは日曜のみ、午後だけとか午前だけとか開館時間が限定されている。最初に行ったところは午後のみだったので別の場所に移動。
ということで1軒目はCORSO GALILEO FERRARISにあるPALAZZINA FEDERICI。
現在は法律事務所になってます。

PALAZZINA FEDERICI

一般的な法律事務所というものをよく知らないけど、少なくともここは一般的ではないと思う。スーパーラグジュアリー法律事務所。かつてゴルバチョフとも仕事をしたらしく写真が飾ってあった。そして今はユベントスとも仕事をしているらしい。アニエリ監督、ネドベド副会長、ロナウドとの写真がありました。

いたるところにアートがあります
会議室1
会議室2

物理的には凄く近い距離にあるのに、社会的にはかなり遠い存在だなあ。でもそういう世界を垣間見れて楽しい。
次はバスでSAN SALVARIOへ。昨日も今日もよくよく見るとこのOPEN HOUSE TORINOのイベントマップを持って街を回っている人がたくさんいて、街ぐるみのイベントという感じがして凄く楽しい。このバスにも何人か僕らのような人がいた。
MOLECULAR BIOTECH CENTER。大学か研究所ですかね。もちろんここもガイドしてくれるのだけどイタリア語なのでさっぱりわかりません。本当にもったいないなあ。

ワンちゃんはここで待っててね
屋根で覆われたいかにも研究所チックな中庭
裏手にあったストリートアート。教授なのかな??

3ヶ所目は陸橋のふもとにあるSCALIO MERCI VALLINO。ここは他と違っていてただの廃墟。よってもってガイドの説明が理解できないとなんのこっちゃさっぱりわかりません。地下は学生のアート創作場になってるようでした。ということでここは写真なし。

4ヶ所目はLA CASA TRA GLI ALBERIというところに行こうとしたのだけど、14時で終了ということで時間切れ。CX TURIN BELFIORE。学生向け?のホテルのようです。

テラスの眺め良し

キッチンとか娯楽ルームがあってかなり豪華。夏期講習の間だけ住むとかそういう感じなのでしょうか?さすがに1年とか2年とか住むには豪華すぎる気がします。

ここで昼食休憩。パンケーキ屋Tauer Bakeryというところに入った。イタリアでパンケーキってちょっと珍しい気がする。フレッシュフルーツ(と野菜・・)を使ったスムージーも美味しい。また来よう。

Tauer Bakeryのパンケーキ

ランチ後は今日の1番のお目当ての25 VERDE。トリノで家探しをしていた時にちょっとだけ候補になった実験的なアパートメント。木々で覆われていて、夏は日差しから守ってくれて、冬は葉っぱが落ちるので日差しを取り込める。太陽光発電とかそういうエコな仕組みもあるみたい。

25 VERDE

ここはなんと個人宅に入れてもらうことができました。1階のお部屋で素敵な庭付き。そしてここのオーナーはなんとBANKSYのGDPのグッズをゲットしてました。どういう筋の人なんでしょうね。(見学時はオーナー不在でした)

庭付き!
バンクシーグッズ!
アパートの中庭

いやー素晴らしいアパートだ。ここにも住んでみたかったなあ。(今の場所も満足してます)
このアパートの何部屋かはB&Bとして貸し出しもしているようなのでトリノ観光の際はここに滞在するのもアリだと思います。ちょっと中心地から離れてるけど。

次の6軒目はクロチェッタに戻る。PALAZZO CASSINI 34。1階の建築事務所とそこが設計した上の階のお部屋を見ることができます。どちらも外観からは想像がつかないほどゴージャス。

建築事務所。綺麗な庭付き。
そこがデザインしたお部屋

見学の後、飲み物が振る舞われた。この事務所としてはリフォームを検討している潜在的なお客さまへの宣伝活動なのでしょう。確かに仮にもし僕がその立場だったら心が揺れるかも。まあお金があったらね笑

さらにもう一軒行こうとしたけど、30分くらい待って次の予定が迫っていたのでこれにて終了。7時間くらいかけて全部で6軒。結構待ち時間もあるし移動もあるので2日フルに回っても20件が限界なんじゃないでしょうか。昨日会ったアレッサンドロみたいにバイクでちゃちゃっと回るともう少し回れるかも。
OPEN HOUSE TORINOは約120件の物件があるので、全部回るなら少なくとも10日はかかりそう。
ところがこのイベントは年に1回開催なのです。なので・・まあ全部制覇するには5,6年かかるんじゃないですかね。
まあまた来年を楽しみに待ちます!

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