パリ出張2日目。出張だけども日曜なので今日も観光。同行者のご希望でルーブル美術館とヴェルサイユ宮殿に行くことに。ヴェルサイユはちょっと遠いからかなり慌ただしくなりますよと一応説明したけども、ちらっとでも良いから行っておきたいと。
ということで朝イチでルーブルへ。
予約無しのレーンに並ぶと、なんと予約無しレーンの人が凄く少なくて予約ありの人よりも遥かに早く入れました。というか全然待たずに入れた。
本気で見るなら1日でも足りないくらいだけど、何時間くらい滞在しましょうか?と聞くと、とりあえずハイライトだけ見れれば良いので1.5時間くらいということになりました。
1.5時間の滞在だとハイライトだけを回るのもしんどい気がする・・・。とりあえずモナリザだけは見てもらおう。朝イチなのでダヴィンチコーナーも空いてるはず。
ニケとかミロのビーナスには目もくれず、ダヴィンチにまっしぐら。モナリザルームが見えてきて、同行者がそちらに行こうとするのを抑えて「まず先にこのダヴィンチ4作を見てください!こんなに空いてる状態でこれらの作品を観れるのは凄いことです。これらの絵は一つだけでも美術館を建てられるくらい超有名ですので!」
とお勧め。

ダヴィンチ4連作

じっくりダヴィンチを見てもらってから、モナリザルームへ。すでにたくさんの人だかり。列に並んでもらってここで一時解散。1.5時間後にここに集合することにしました。

モナリザは流石の人気

モナリザは以前じっくり見たのでパス。急いでラトゥールの絵を目指す。ラトゥールの聖ヨセフは一番好きな絵。前に来たときもじっくり見たけどあの絵だけは見逃せない。
途中で印象派のコーナーがあった。モネとかルノワールって今まで何とも思わなかったんだけど、今回は何故か凄く感動した。
なんか雰囲気が伝わってくるというか。

ルノワール
モネ

残念ながらあまりゆっくりもしていられないのでラ・トゥールを目指す。ありました。・・あれ?こんな展示の仕方だっけ?と思うような百貨店の上の方の階にある絵の販売コーナーのような展示でした。が、もちろん絵の素晴らしさは変わらない。光の感じね。これがたまらんです。最初に見た時はカラバッジョだと思ってたけど。

聖ヨセフ

集合場所に戻る途中でニケを見た。前回来たときは修復中だか貸し出し中だかで見られなかった作品。正直「有名作品」としての感動しかなかったけどまあ見れてよかったかな。

ニケ

集合場所に戻ってみんなと合流して美術館を出て、ランチを食べて電車でヴェルサイユへ。チケットを買うのに30分以上並ぶ。ようやく入ると凄い混雑。
そういえばルーブルもヴェルサイユも室内でもマスクをしてる人は1割くらいしかいない。フランスではイタリアよりもコロナ対策は過去のものになっているようです。

ヴェルサイユ宮殿

混雑の中宮殿を見学した後庭園へ。ところが僕らが買ったチケットでは庭園には行けずに追加料金がいるとのこと。同行者に聞いたところまあもう良いかということで、庭園は行かずに市内に戻ることに。
実に慌ただしいパリ観光でした。

ちなみに・・つい先日トリノのVenaria宮殿に行ったのでどうしても比較してしまうのだけど、静かな雰囲気で見学できる分、Venariaの方が遥かにヴェルサイユよりも良いと思いました。

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