クジラ博物館を見終わって街を散策。お土産市場があったので覗いてみた。
日本人の色彩感覚ではありえないようなカラーリングのお土産がたくさん。ヘルマナスはとても近代的な街なので、今まで「アフリカ」という感じはあんまりしてなかったけどこういうカラーリングの品物をみるとアフリカを実感する。
奥さんがとても吟味して縦長のトートバックと小さいポーチを購入。水色とピンクのデザインは日本ではなかなかお目にかかれなそうだ。
今日は日曜だから閉まってる店が多いけど大きなスーパーがあったので入ってみた。シャークケージダイビングの朝食で食べたオーガニックなクラッカーが売ってたのでお土産に購入。
スーパーの警備員のおばちゃんの髪型がとてつもなくかっこよかったから写真を撮りたかったけど勇気がなくて声かけられず。
再び港に戻ってくると観光客がなにやら海を指して双眼鏡で覗いてる。
何がいるんですか?と聞いてみると
「え?何って・・もちろんクジラだよ」
当たり前じゃ無いかという顔で答えが返ってきた。
え!本当に?こんな近くにいるわけ?目をこらすと確かに大きな黒い影とその脇に小さめの黒い影がいる!
クジラの親子でしょう。こんなに近くに来るんだ・・。
上の写真ではすごくわかりにくいんだけど、中央の男性2人の右側あたりにクジラの親子がいます。岩場をジャンプしていけばこの人たちのいる場所にいけるんだけど、滑ったら大怪我しそうなのでやめておきました。
でもここからでも潮吹きとか時々ヒレとかが見えます。
こんな近くで見れるなんてすげえなあ。
岩場からダッシーもクジラを眺めてました。
さあ、そろそろお迎えの時間も近づいてきたから早めの夕食を食べよう。
海に面したレストランで美味しそうなところを適当に選んで入る。
店の中は暖かいよと言われたけど、せっかくなのでテラス席で。・・まあ確かにちょっと風が冷たくなってきたな。まだ春先なので日が沈んでくるとこざむい。
昨日に続いてシーフード。
奥さんは軽めにってことでカラマリ(イカのフライ)サラダ。僕はシーフードプレート。
まずは白ワインで乾杯。
ワインの味はよく分からないけど、クジラがいる海を見ながら飲むワインは最高に気分が良い。
すぐに料理もやってきました。まずカラマリサラダ。
カラマリだから当たり前だけどモノの見事にカラっと揚がってる。しかもスパイシーな味付けだ。いや、決してマズイわけじゃ無い。むしろ好きな味付け。
でもせっかく海が近いんだからもうちょっとさっぱりさせてイカの味を強調してほしいもんだ。
続いて僕のシーフードプレートもやってきた。
ムール貝のガーリックソース、白身魚のバターソテー、カラッと揚がったイカ。フライドポテトにサフランライス。どれも美味しいよ。うん美味しい。
でもね。海から10mのレストランならもうちょっと素材の良さを活かすべきなんじゃ無いか。素材を活かすどころかいったん素材を完全に殺しきって、バターやらペッパーやらガーリックやらで素材とは全く別の味をこってり上塗りしてしまってる。
京都の割烹の料理人がこの状況にいたら泣き出してしまうんでは無いか。
繰り返しますが美味しいです。むしろ魚介類があまり好きでは無い僕にはこういう料理の方が合ってる気もする。
そんな僕でもだ。海の近くでシーフードを食べるのであればもうちょっと素材の味を味わいたいもんだ・・。
追伸:帰国後ラグビーW杯のトヨタスタジアムでたまたま出会ったヘルマナス出身(現在はNZ在住)のジェフさんによれば、新鮮な魚介は全て輸出してしまうからヘルマナスにはろくな食材は残ってないらしい。
ムール貝とかイカとかこの辺の海で獲れたものじゃないのかもですね。
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