革命博物館の前の公園でストリートミュージシャンの小ライブを見終わってふと気付いた。明日のサンタ・クララへのコレクティーボはなんとか昼発にしてもらったけど、トリニダーで半日の時間があっても見られるものは少ないかも。
だったら早くサンタ・クララに移動したほうが良いかもな・・。うん。そうしよう。
さっき予約した旅行会社に戻ることにしました。
その途中でなにやら小綺麗な家を発見。開放されていて誰もいない。真っ白な服を着た黒人の人形がポツンと座ってる。ずばり薄気味が悪い。真っ白な服ってことはキューバの土着信仰サンテリアと関係あるんだろうか。
特に何の説明もなかったので写真だけ撮って立ち去る。
旅行会社に着くとちょうどさっきのお姉さんが建物から出てきて、彼氏(旦那さん?)のお迎えのバイクにまたがるところでした。
あ、すいません。待って!コレクティーボの時間を朝発に変更できる?
「ああ、さっきの人ね。大丈夫。ちょっと待って」
すぐにどこかに携帯で電話してくれました。でも先方が出なかったみたい。
「家に帰った後にまた電話するけど、間違いなく大丈夫。8時30分発ね。一応明日ここの営業が始まったら確認しに来て」
わかったけど、明日の営業って何時から?そんなに早くから営業してるの?
「9時から開いてる。・・ああ、出発は明日なのね。OK。ここでもうちょっと待ってて。」
と言ってかぶっていたヘルメットをとって、彼氏にもうちょっと待つように話してくれました。
いやー、帰宅間際に申し訳ない。でも嫌な顔一つせずに対応してくれます。キューバは日本と比べると仕事の効率性は悪いけど、逆に「余計な時間がかかった」というような概念が少ないのかもしれない。追加でやるべきことが発生すればやる。段取りとか後のことは気にせずに、目の前のことにだけ集中する感じ。
そんな感じでその場で対応するから次の予定が遅れるのかもしれないですね。僕のせいで待つことになった彼氏も全くイラついたそぶりは見せない。
何度か電話して、ついに相手が出てくれたようでコレクティーボの時間変更完了。ありがとうお姉さん!ギリギリ間に合ってよかった!
明日の朝にトリニダーを離れることになったので、もう少しトリニダーを街ブラしておこう。
まずはちょっと小綺麗な観光客向けの雑貨屋へ。ロン(ラム酒)や葉巻はもちろん、雑貨、食料品が売ってます。朝食で出たハチミツが美味しかったので購入。特にキューバの名産でも何でもないけど混ざり物なしの100%ナチュラルって感じがしたので。
地球の歩き方に載ってる「みやげ市場」ゾーンに行ってみると、ほとんどの店が店じまいしている最中でした。ファゴッティングとか藁の帽子を売ってたようです。
そのみやげ市場のすぐそばの道で子供達がストリートサッカーで遊んでる。
キューバのナンバーワンスポーツは野球。Casaの主人のJoseも野球が一番好きって言ってた。プロリーグもあってトリニダーにもチームがあるんだけどJoseは観るのは好きじゃないみたい。そんなキューバでもサッカーは人気なんですね。
ゴツゴツした石畳のしかも坂道でよく楽しめるなあ。中には裸足でプレーしてる子もいる。逞しいな。
ブラブラ歩いていたらいつの間にか、サンティシマ教会に戻ってきた。教会脇の階段がオープンカフェ(Casa de la Musica)になっていて、ステージもあってほぼ常に誰かが演奏してます。
階段を上って裏の道に行こうとしたらこの階段は行き止まりだった。
ぐるっと回って裏手に向かいます。
教会の裏の道を歩いていると、たくさんの人がスマホを覗き込んでいる場所を発見。ここもWi-Fiスポットなんだな。
ダメ元でアクセスしてみると、なんと成功!キューバに来て初めてのインターネット接続です!
いざ接続できても特に調べたいものがない。キューバではインターネットアクセスが大変だ!ってインスタに投稿して終わり(笑)
インターネットはあったら便利だけど、無くても人生楽しめるもんですね。
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