ホテルに荷物を置いてヴェネツィア観光スタート。ホテル近くの小さな商店でパニーニとビールを買って細い運河のほとりに座って簡単な昼食を済ませます。

本日のお昼

その後、旅行前からちょっと風邪気味で喉がガラガラなので薬局に行ってのど飴を物色。100円くらいののど飴を買おうと思ってたら、店員に話しかけられて
「ちょっと喉が・・・」
とガラガラの声で言うと全てを察してくれて幾つかののど飴を提案してくれました。1つはいわゆる薬レベルとのこと。海外の薬は強そうでちょっと怖いからパス。もう一つはもうちょっと軽いのど飴らしい。値段を聞くと7ユーロもするって言われたけど今更引き下がれない。いただきます。1日の制限を聞くと5個までとのことです。薬レベルまでいかなくても強い成分が入ってるのかな。小さな路地をくねくね歩いてヴェネツィア観光ハイライトのサン・マルコ広場へ。さっき脇を通った時は重いトランクを引きずっていたのでほとんど視界に入らなかったけど、広場の向こうにどんと構えるサン・マルコ寺院は実に威厳があるなあ。めっちゃくちゃ暑いけどスカッと晴れた青空に鐘楼がニョキッと伸びていて実に絵になる広場だなあ。

サン・マルコ広場

サン・マルコ寺院に入りたいけど長い行列なのでまた別の機会にしよう。まだチャンスはいくらでもある。寺院を右に曲がって海の方に向かうと左手にドゥカーレ宮殿がありました。こちらもヴェネツィア観光のハイライトと言えます。入口を見てみると数人しか並んでいない。入ってみましょう。シークレットツアーのチケットは来月分まで売り切れとのこと。そんなに思い入れもないから普通のチケットでいいです。でっかい階段を4階まで登って観光スタート。室内は冷房が効いて涼しいのかと思いきや、全く効いてなくてかなり蒸し暑いです。時折開いている窓から涼しい風が吹いてくる。遠くにサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が見えます。あー昔の人もこうやって窓から海を見ながら涼んでいたのかなあ。

宮殿の窓からサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

ドゥカーレ宮殿の雰囲気はフィレンツェのヴェッキオ宮殿に似ています。壁中に油絵が飾られた大きな会議室や待合室がたくさん。

大評議の間

豪華な本館から溜息の橋と言われている小さな橋を渡っていく別館は牢獄だった建物です。

溜息の橋
溜息の橋からカナルを見下ろす

有罪が確定した人がこの橋を渡って牢獄に入ったそうで、この橋を渡る時に罪人が溜息をついたことから「溜息の橋」というそうです。もっとロマンチックな溜息なんだと思ってました。別館は本館とうって変わって牢屋がいっぱいです。ズバリ全然面白くないです。とっとと本館に戻ろうと思ったけど、なかなかに複雑な作りでちょっと迷ってしまいました。この牢獄のどこかにカサノヴァという人が囚われていたそうです。名前は聞いたことがあるけどどんな人か知りません。もっと教養がある人がここにきたら感動モンなんでしょうけどね。

ドゥカーレ宮殿の中庭

でもまあ、とにかく干潟の上によくもまあこんな立派な建物を建てたなあという感動はありました。当時のヴェネツィアは本当に栄華を極めていたんでしょうね。

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