ドゥオーモから地下鉄で最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に来ました。道に迷うことも考慮して余裕をみていたので、予約の時間までまだ1時間もある。とりあえず予約表を見せてチケットに引き換えます。最後の晩餐のチケットは、公式サイトだと早々に売り切れてしまいますが、旅行代理店が抑えているので代理店経由なら容易に買えます。僕らも日本の代理店を通じて買いました。
手数料も1枚あたり1000円くらいです。はるばるミラノまで来たからには是非とも観ておきたい絵なのでこれくらいなら仕方ないです。ちなみにチケット売り場には「9月分まで売り切れ」のサインが出ていて何人かが「チケット買えるか?」と尋ねてたけど、受付の人は愛想悪くそのサインボードを指してあしらってました。まあ当日アポなしで来る人が多いからウンザリしてるんだろうけど、その態度はないだろうとちょっと嫌な気持ちになりました。ちなみに僕もトイレの場所を聞いたら、ツアーの後に行けると言われたのですが、英語がよく聞き取れなかったので聞き返すと「AFTER TOUR!AFTER!」と怒鳴られました・・・。確かに最後の晩餐は素晴らしい作品だから多くの人がみたがるわけだけど、それはレオナルド・ダ・ヴィンチの功績であってあなたの功績じゃない。なんであなたがそんなに偉そうなんだ・・・。ま、どこの国にもそうやって思い違いをしてしまう人はいるもんだ。ともあれ無事チケットの引き換えが終わったので、予約時間までサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会でも行って時間を潰そう。
・・・と思ったら今日は夕方までクローズでした。とはいえこのまま1時間近くただ待つのはつまらないので近くにあるらしいサンタンブロージョ聖堂に行ってみることにしました。10分ほど歩いて到着。

サンタンブロージョ聖堂

サンタンブロージョとはSant’Ambrogioということなんで聖人アンブロージョを祀っている聖堂です。アンブロージョはミラノの守護聖人です。なのでミラノ観光の初めにご挨拶がてらお参りするのは良いことなんじゃないでしょうか。中に入るとドゥオーモと同じくここでもミサが行われていました。女性がオルガンを弾きながら賛美歌を歌ってます。意味はわからないけどすごく心に染み入る歌です。例えるならエンヤっぽい感じです。まあエンヤが賛美歌っぽいのか。ちょっとだけ録音したので是非聞いてみてください。

祭壇もとても綺麗で、ミサをしていなければもっと近づけるのかもしれませんが、奥のドームに描かれている金色のモザイクがアヤソフィアにあるモザイクのようでした。

キレイな祭壇

この礼拝堂からさらに横に進むと4世紀頃の礼拝堂があります。ひっそりしていて、電気もついていなくてかなり薄暗いのですが、ここのモザイクも貴重なものと思われます。(もらったパンフレットでは何の紹介もされてなかったけど・・・)

5世紀のモザイクだそうです

最後の晩餐までの時間つぶしと思って来たのですが、歴史のある素晴らしい聖堂でした。そろそろ時間が近づいてきたので戻ります。それにしても暑い・・。

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