雨のドゥブロヴニク旧市街

いよいよ最後の観光。昼過ぎに空港に向かうまで旧市街をぶらぶらすることにしました。ホテルを出て旧市街を眺めながらプロチェ門に着くまでに雨が降ってきた。うーん、あと半日持ちこたえてほしかったけど仕方ない。折りたたみ傘をさして観光スタート。奥さんはワインとかお菓子のお土産を買いに、僕は旧市街のいい雰囲気の写真を撮りに行きたいということでしばらく別行動をとることにしました。だんだん雨足が強くなってきた。まずは、今まで何度も訪れたけどいつも閉まってたユダヤ教博物館へ。やっぱり今日も休業中。残念。こないだイスラエルに行ってちょっとユダヤ教に興味が出てきたから行ってみたかったんだけど。次に今まで行ってなかった聖イグナチオ教会へ。雨のせいか誰もいない。誰もいない静寂の教会はちょっと不気味。突然背後で物音がして神父さんが現れました。軽く会釈して神父さんはどこかへ出かけて行きました。・・その時に教会の明かりを消していってしまって、さらに薄気味悪い雰囲気になったので僕も退散。教会を後にして旧市街の路地をウロウロしてひとり撮影会。雨に濡れた石畳の旧市街はなかなか絵になります。

雨に濡れる旧市街も良い雰囲気

それにしても寒い。雨も鬱陶しいしどこかのカフェに入ろう。で思いついたのが、ルジャ広場のオープンカフェ。オープンカフェと言ってもビニールテントで覆われているので、雨には濡れません。角のいい席が空いていたのでエスプレッソであったまりながら雨のドゥブロヴニク旧市街をぼーっと眺めてました。

ルジャ広場のカフェで一服

すると奥さんが通りかかって合流。ちょっと買い物を続行してチェックアウトをするために一旦ホテルに戻りました。よくよく考えれば朝にお願いしてみればよかったんだけど、チェックアウト時間を遅らせられるか聞いてみるとあっさりOK。そりゃあシーズンオフだもんなあ。ホテルと旧市街の往復が無駄だったなあ。まあいいやギリギリまで部屋が使えるのはありがたい。気を取り直してランチを食べにもう一度旧市街へ。ランチのレストランはもう決めてました。旧市街を歩いていてずっと気になっていたプチチ・パレスホテルのレストラン。プチチ・パレスは旧市街の中にある歴史のある邸宅を改装したホテル。外でメニューを見てハンバーガーを食べる気満々でした。昨日のピザに続いて、はるばるクロアチアまで来てハンバーガーか・・という思いが無くもないけど、最近の旅のスタイルはとにかくその時食べたいものを食べるというスタイル。その土地の名物だからって食べたくないものは食べない。よって、今はハンバーガーの気分なのです。
奥さんはイカスミリゾットを注文。こちらはドゥブロヴニクの名物料理ですね。で、僕はハンバーガー・・と思いきや品切れ。うおー、完全にハンバーガーモードになってたので次点候補を考えてなかった・・。仕方ないのでホームメイドパスタwithトリュフなるものを注文しました。
結果、どちらもめちゃくちゃ美味しかったです。白ワインによく合う!イカスミリゾットは観光初日にも食べたけど全然違う。日本に帰る前にこのリゾットを食べられて良かった。初日のリゾットはまあ・・こんなもんかねという感じだったけど、これは理屈抜きに美味しい!トリュフパスタもすごく美味しい。やはりハンバーガーを食べてみたかったという思いはあるけど、それでもこれはこれで満足です。最後の食事がかなり満足な食事で良かったです。

イカスミのリゾット
トリュフのマカロニ

ランチを終えてホテルへ。これからまた長旅になるので、一旦シャワーを浴びて、雨でびちょびちょになった靴や靴下を乾かしてチェックアウト。やっぱりレイトチェックアウトをお願いして良かった。
14時に約束したブランコの会社の送迎車は5分前に来てくれました。ブランコはコトルに行ってるので違う人だったけど、紳士的でありながらも陽気な人でブランコについて色々盛り上がりました。ロシア語もドイツ語も英語もペラペラですごく賢い人だと。この運転手さんも昔リムジンの会社を経営していたけどうまくいかなくてブランコに雇ってもらったらしい。ドゥブロヴニクはザグレブや他のクロアチアの都市と比べると物価が高いけど、安全な街だから最高だって言ってました。あと、冬のドゥブロヴニクは風が強くて週に一度くらいは飛行機が着陸できずにスプリットに着くことになるらしい。そういえば昨日一緒にモスタルに行ったMさんも行きはスプリットに着いてしまったって言ってたな。今日は大丈夫だから心配ないよと教えてくれました。最終日に雨に降られたけど行きも帰りも問題なく発着できたからラッキーだったかな。クロアチア旅行、最高でしたー!

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