カドゥキョイ Kadıköy

カナート・ロカンタスでランチを食べ終わって、さて次は何をしよう。
アジアサイドはあまり有名な観光名所が無いからどうしても行きたいところがありません。
ということで、カドゥキョイという街にあるフェネルバフチェのスタジアムを見に行くことにしました。
全く思い入れも無いけど、まあトルコで有名なサッカーチームだし(確かジーコも監督してたような)、このスタジアムはUEFAで5つ星にランキングされていたように思います。
カドゥキョイにはユスキュダルから地下鉄(マルマライ)で行けます。

マルマライでカドゥキョイへ

地下鉄は途中から地上に出ました。途中の駅で乗客が全員降りた。あれ?終点はカドゥキョイのはずだけど、ここは違うよね?
でもどう考えてもこの電車はここまでのようなので、僕らも下りると親切にも青年が助けてくれました。
どこに行きたいの?カドゥキョイ?ああ、じゃあ乗り換えないとダメだよ。僕もカドゥキョイに行くから一緒に行こう。
おお優しいー。
たわいない話をしながら違う地下鉄に乗り換えて無事カドゥキョイ到着。
青年はKerem君という名前で船を造る学科の大学生らしい。来月船の競技があるから仲間と打ち合わせがあるんだと。
僕らがフェネルバフチェのスタジアムに行きたいんだと言うと、行き方が分かりにくいところだから途中まで案内してくれることになりました。
つくづく優しいなあ。商店街を通っている時にKerem君がちょっと待っててと言ってお店の中に消えていきました。

Kerem君が入っていったお店

すぐに戻って来て
「はい。これプレゼント」
え?何?なんとオーガニックチョコの詰め合わせをプレゼントしてくれました!
どうしてこんなに親切なの?色々話も弾んではいるけど、ここまで親切だとちょっと疑っちゃう。
うーん、一期一会だしね。良い思い出持って帰って欲しいから。
マジか・・・。トルコはここまでも本当に優しい人が多かったけど、こんなにも優しい人は驚きだ。
いや、本当にありがとう。君が京都に来た時は是非ウチに泊まってくれ。お互いのFacebookを交換しました。
大きな通りに出て、Kerem君の友達と合流。ここを真っ直ぐ行けばスタジアムというところまで案内してくれてKerem君たちと別れました。
なんて良いヤツなんだ。トルコのイメージがまた一つ良くなった。僕も京都で外国人観光客に優しくしよう。
カドゥキョイの街から15分位でスタジアムに到着。
スタジアムの前に公園があって、レジェンドっぽい選手の像があったので記念撮影をしようとしたところ、フェネルバフチェのニット帽、マフラーを身に付けたおじいちゃんを発見。試合が無い日なのにこんな格好してるなんて相当入れこんだサポーターに違いない。
是非一緒に写真を撮りましょう。とお願いしました。
するとおじいちゃんは快くOK。でもニット帽を脱いでしまいました。写真を撮るときは帽子は取るというマナーなんでしょう。熱狂的サポーター感が薄れて、紺と黄色のマフラーを巻いたただのおじいちゃんになっちゃったけど、まあいいや。
肩を組んで撮影。
・・・おじいちゃん、めっちゃ臭い(笑)。もしかして公園に住んでいる乞食だったのでは・・・。
サポーターが落としていったフェネルバフチェグッズを着けてるだけなのでは・・・。
ああ、まあ良いや。お金をせびられなかっただけ良しとしよう。

シュクリュ・サラチョウル・スタドゥ

スタジアムには小さな博物館が併設されていたので、ちらっと見ましたが、昔のユニホームを着たロウ人形とか、トロフィーとかがある程度で、ファンでもない限り面白くはないかな。出来ればスタジアムツアーが良かったなあ。

何かの契約の瞬間?
チョビ髭をはやしたロウ人形が多かったです。

ということで、大した感動もなかったんだけど、Kerem君との出会いがあったから良しとしましょう。

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