カンカル滞在の最大の目的である「牡蠣」を食べてしまった今、もはやカンカルでやりたいことが全く思い浮かばない(笑)
カンカルは小さな田舎町なので、特に目立った観光スポットも無いようです。
ということで何処を目指すでもなくブラブラと散歩することにしました。幸い雨も上がったし。
ホテルを出て街の中心へ向かう坂を登ると観光案内所があったので、明日のモンサンミッシェルへのタクシーを予約出来るか聞いてみました。どうやらここからちょっと行ったところにタクシー会社があるとのこと。
あと、見晴らしの良い場所を聞いてみたら歩いてすぐの高台の展望台みたいなところを教えてくれました。
港町を見下ろす高台からはサンマロ湾が一望できます。
雨上がりで良い風が吹いていてとっても気持ちいい。
有名な観光地じゃなくても充分楽しいなあ。
もしかしてここからモンサンミッシェルが見えるんじゃないかなーって、よーく目を凝らすと・・・
見えました!めっちゃ遠いけど、あれは間違いなくモンサンミッシェルだろう。
おー、ちょっと感動。
明日はいよいよあそこに行くんだなー。
それにしても結構な距離だなあ。タクシーだと結構かかっちゃうんだろうなあ。
キレイな夕陽が沈むのを見届けてから、タクシー会社に行きました。
街の中心地の広場に面してタクシー会社(バスも運営してるかも)がありました。
ボンジュール。
おばちゃんの係員がデスクに座ってます。
明日モンサンミッシェル行きたいんだけどタクシー予約出来ますか?
ハ?
全く通じていない様子。
すると事務所の奥からお兄さんが、声をかけてくれました。
「大丈夫だよ。」
どうやらおばちゃんのほうが上司のようですが、英語はからっきしダメのようです。
結構遠そうだからドキドキしながら値段を聞いてみると、80ユーロとのこと。だいたい1万円ちょっと。
まあそれくらいなら良いか。
即答だったから、ここからモンサンミッシェルにタクシーで行く人も結構いるのかな。
でもメーター制だと遠回りとかされてそれより高くなっちゃったりするのが嫌だったから、
「FIX PRICE?」
って聞いてみました。
答えはノー。
やっぱりメーター制とのこと。
まあしょうがない。
「カード払い出来る?」
ノー。
これまたしょうがないか。
泊まってるホテルの名前LE QUERRIENを告げると、こちらの想像とかなり違う発音で返されて、
本当に通じてるのかやや不安になりました。
何時に迎えに行く?って聞かれたので、隣のスーパーで買い物中の奥さんと相談してから戻ってくると伝えました。
「奥さんと相談してから戻ってくるよ。ここは何時まで営業してる?」
「閉まらないよ」
「え?24時間営業?」
「ウソウソ冗談。あと1,2時間は営業してるよ」
真顔だからどこまで本気か分からないよ。
でも、英語を話せないおばちゃんも含めて明るい雰囲気のタクシー会社。フランス人はつんけんしてるって聞いてたけど今のところ全然そんな事ないなあ。
結局奥さんと相談して12時半頃に来てもらうことにしました。
すっかり日も落ちて暗くなって来たのでホテルのレストランで晩御飯にしますか。
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