エルサレムのウォーキングツアーその3神殿の丘編

シオンの丘を後にして、再びシオン門から旧市街に入って城壁づたいに神殿の丘を目指します。
あの黄金の岩のドームが見えたときはやっぱり感動しました。国境からエルサレムに向かう車の中でちらっと見かけたけど、じっくり見るのはこれが初めてです。

岩のドーム発見!

岩のドームがある神殿の丘はイスラム教徒でない人は、朝かお昼の限られた時間しか入れません。観光客にも人気のスポットなので、入場時には長蛇の列に並ばなければならず、しかも時間がきたらどれだけ人が並んでいようと入場が打ち切られてしまうとのことです。僕たちはイスラム教に特別に関心があるわけではありませんが、やっぱりせっかくエルサレムまで来たのなら、神殿の丘には行っておきたいもの。
英語がほとんど理解出来ないウォーキングツアーに参加したのも、この神殿の丘が行程に組み込まれていたからと言っても過言ではありません。
必ず立寄れると言うからには、ツアーならではの裏口入場とか何かしらの特別な手段があるのかと期待していたけど、そんな事は一切無くフツーに列に並びました。ちょっとガッカリ。まあ神殿の丘に入れるなら良いけど。
お昼の入場可能時間は12時30分〜13時30分の1時間のみ。
僕等のツアーは12時15分くらいに並び始めました。その時点でもかなりの人が並んでいました。列を待っている間に、遠くからチンドン屋のような音楽が近づいて来ました。
何かと思っているとチンドン屋ご一行が僕等の側を通りました。
ユダヤ人の家族のようです。ユダヤ人のバル・ミツワーという成人式なんだそうです。でも一行の中心にいる人はまだあどけない子供。
なぜならユダヤ人の成人式は13歳だから。こんな子供がもう大人扱いなんですねー。

こんな子供がもう成人式

彼らの行き先は当然神殿の丘ではなく、その丘の壁である嘆きの壁です。神殿の丘の隣の入口から嘆きの壁に向かって行きました。
一方僕達は、12時30分になってようやく列が進み始めたものの、かなり進みが遅い。こんなペースで本当に入場出来るのか??ってちょっと心配になって来ました。
僕等の順番が来たのは13時10分過ぎ。入場出来るのでちょっとほっとしたけど、残り時間は20分を切ってる。じっくり見物する時間は無いなあ。
それでも、僕等は列のかなり前のほうにいたので、後ろの人はもっと滞在時間が短いわけだし、おそらく入場出来ない人もいっぱいいたでしょう。
20分でも良しとしましょう。
入口では空港のようなセキュリティチェックを受けます。銃を持った軍人の脇を通っていよいよ神殿の丘へ!

木で出来た通路を通って行きます
通路からは嘆きの壁が見えます

神殿の丘はかなり広くて、たくさんの観光客が入って行ったはずなのに混んでる感じはしない。公園のような広場が広がっていてムスリムの子供達が無邪気に遊んでいます。
神殿の丘にはかの有名な岩のドームとアル・アクサー寺院があります。アル・アクサー寺院というのは旅行前まで知らなかったけど、これもかなり重要なモスクなんだそうです。岩のドームもアル・アクサーもムスリム以外は入場出来ません。

アル・アクサー寺院

ガイドのおばちゃんがなにやら解説しているようだったけど、どうせ聞いても分からないから無視して思うがままに散策しちゃいましょう。ニューヨークからきたというアメリカ人のおっちゃん二人も完全に無視して自由行動してました。この人達は英語が理解出来ないわけじゃないだろうに、何で解説聞かないんだろ(笑)。
ブラブラしていたら、ガイドさんがあんまり時間がないからそろそろ行きますよー的なことを言って岩のドームのほうに向かったので追いかけました。

手足を清めてからモスクに入るそうです

岩のドームは預言者ムハンマドが昇天したという岩が内部にあるそうです。昔は観光客も入場出来たらしいけど今は出来ません。ガイドさんが内部のイラストを見せてくれました。中にでっかい岩があります。ちなみにユダヤ教ではこの岩はアブラハムがイサクを神に捧げようとした岩だとされています。
ということはユダヤ人も本当はこの岩を参拝したいんでしょうね。それがこの丘を作ってる壁までしか近寄れないというのはちょっと可哀想な気もします。
イスラエルという国は、ユダヤ人がパレスチナの人々を押さえつけている国という印象がありますが、この岩は奪還出来ないんですね。そんなことをしようとしたら必ずイスラム世界の国々と戦争になってしまいますよね。
岩のドームの解説はちょっとだけ聞いてみました。モスクが建設された当時のオリジナルのタイルというのを案内されたので一応写真を撮る。まあどうってことなく古ぼけたタイル。まあ「建設当時のタイル」という解説も正しく聞き取れた解説かどうか怪しいもんだから余計ありがたみを感じません。
岩のドームの隣にあるミニ岩のドームみたいなドームは、岩のドームを建てる前に模型として作られたんじゃないかと言われてるそうです。
・・・そう解説しているように聞こえました。本当にテキトーなブログですみません。
まあ解説はよく分からなかったけど、すかっと晴れた青空に金色のドームがキレイでした。冬のエルサレムは雨が多いって聞いてたけど晴れて良かったな。

青空に映える金色のドーム

そうこうしている内に制限時間です。係がやって来て早く出るように促されます。ちょうどその時ムスリムの小学生の集団が岩のドームに入って行きました。社会科見学みたいな感じだけど、驚くことにほとんどの男の子がマシンガンのおもちゃを持ってる!
日本の男の子も鉄砲のおもちゃで遊ぶことはあるけど、イスラエルではマシンガンです。街中でマシンガンをしょっちゅう見かけるだけにやたらリアルです。鉄砲ごっこというよりは、将来の準備という気がしてなりません。しかもモスクって神聖な場所じゃないんかい・・・。神聖な場所にそんな物騒なもんを持ち込んじゃいかんよ・・・。
神殿の丘は公園みたいにのどかな場所だなって思っていたけど、最後になかなかの衝撃を受けました。
神殿の丘に入るときはモロッコ門からしか入れませんが、丘から出るのはどの門からも出ることが出来ます。ちなみにムスリムはいつでもどの門からも入ることが出来ます。
僕たちは鉄門という西側の門から出ました。
門から出ると、子供達がサッカーをして遊んでました。
そうそう。子供はマシンガンじゃなくてサッカーボールで遊ぼうね。

子供はこうでなくちゃ
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