ワンタン屋台でスコールに見舞われてタクシーを使ってなんとかホテルに辿り着いたのが7時20分。
ホテルの朝食が食べられるレストランでコーヒーを1杯飲んでからロビーへ。
今日は日本で申し込んでおいたハロン湾の日帰りツアー。
ワンボックスのお迎えが来て街中へ。数日前の台風の爪痕が残っていて巨木がたくさん倒れています。
大きなホテルで観光バスに乗り換えていざハロン湾へ。
日本語が堪能なガイドの「タイさん」が案内してくれます。
タイさんによれば、ハロン湾へは片道4時間弱の長い道のり。ハロン湾でも船に乗って座りっ放しだから今日は1日中座りっ放しとのこと。休暇が短いから仕方ないけど、やっぱりもうちょっと余裕がある旅がしたいねえ。

ガイドのタイさん

ガイドのタイさんは、とっても面白い人。何回か日本に出稼ぎに来たことがあるらしい。本業は建設業でガイドはバイトだそうな。基本的には中国に対するブラックジョークが多かったですね。ベトナムは日本以上に中国と領土問題で揉めてるらしい。
ベトナムではデモ活動は禁じられているけど、「対中国」のデモは目をつぶられることが多いらしい。
中国は、千年前はこの土地は中国のものだったなんて主張するからどうかしてるって言ってました。そんな事言ったらアジアは全部中国のものになっちゃうだろと。
日本も尖閣諸島で揉めてるけど、海に囲まれてるから他の国と比べて比較的領土問題は難しくないとも言ってました。
内容は微妙なテーマの話が多かったけど、面白おかしく話すから嫌な感じは全く無かったです。
途中でこういうツアーにはお決まりのお土産屋で休憩。

綺麗な刺繍の絵を作ってました

土産物屋に製造工場もくっついていたからなかなか楽しめました。
タイさんの楽しいお話と快適な睡眠であっという間にハロン湾到着。
湾には観光船がたくさん並んでいます。ちょっと前までは船は茶色だったんだけど、最近白に塗り替えられたとか。やっぱり茶色のほうが風情あるなあ。

観光船がいっぱい並んでます

船に乗り込むと早速ランチが出て来ます。新鮮なシーフード・・・のはずだけど、揚げたり炒めたりで新鮮な感じが全くしない。エビの蒸し物、ハマグリ、空心菜の炒め物、魚の丸揚げ、イカとタマネギの炒め物。そんな感じ。
ぶっちゃけ美味しいとは言えない。まあ食事がお目当てじゃないから良いけど。
ナイフとフォークを使ったエビのキレイな食べ方を教わりましたがすっかり忘れてしまいました。欧米人がナイフとフォークでなんでも上手に食べるのに憧れるから、ちゃんとマスターしたかったんだけな。

ナイフとフォークでエビをきれいに
魚の丸揚げ

出港して最初に立寄ったのが水上生活者の村。村?ホントにここに住んでるのかな?いかだをくっつけた養殖場という感じ。カブトガニとかでっかいシャコがいました。カンボジアのトンレサップ湖の水上村とは随分違います。

水上生活者の村?

いわゆる奇岩はすぐにたくさん見られますが、どんより曇っているせいかあんまり感動しない。まあそりゃこんな感じだろうと、期待以上でも以下でもなく・・。
有名だと言う闘鶏岩は前の観光船がずーっと動かないもんだから、目の前まで近づけなかったし。
これも日帰りだから良くないのかもなあ。もっとのんびり夕日や朝日をみてゆっくりできたら感じ方も違う気がします。

虫歯の岩
闘鶏岩
ゴリラ岩

最後に鍾乳洞のある島に上陸します。
鍾乳洞はもの凄い湿度と息苦しさでかなりの不快感。カラフルにライトアップされた鍾乳洞もお化け屋敷みたいでけっこう不気味。なんでこんな演出をしちゃうんだろ。

お化け屋敷みたいな鍾乳洞
こういう自然な雰囲気のほうがカッコいいのに

鍾乳洞観光が終わると港に帰ってハロン湾観光終了。
うーん、日帰りだと世界遺産の良さをあまり体感出来ない気がするなあ。とにかく湾の奥でのーんびりするのがベストでしょうね。ただそうは言っても、ハノイに来たらそりゃあ日帰りでも行きたくなりますよね。
帰りも行きと同じお土産物屋に寄ったので、実家のお土産にリスコーヒーを購入。
爆睡してあっという間にハノイに戻りました。

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