出島

長崎と言えば出島!朝一番に出島に行きました。
出島と言えば、扇形に埋め立てた島と思っていたのに、なんと現在では出島の周りはすっかり埋め立てられてしまい、出島はちっとも島ではありません。三方が陸続きになっております。でもって正面に繋がっていた橋は今はありません。
想像していた出島と全然違っていたわけだけど、数年前まではもっと面影がなく「この辺りが出島でした」みたいな説明だけだったらしい。
さすがにそれじゃいかんだろってことで、平成8年から出島復元計画がスタート。現在も整備中で最終的には扇形の島に復元する予定らしい。
ということで復元計画はまだまだ道半ばだけど、当時の建物をリアルに再現していてかなり面白かった。こんなに狭い一角に何ヶ月あるいは何年も閉じ込められていたらストレス溜まったんだろうなーとか、西洋の品々を初めて見たちょんまげニッポン人はさぞかしビックリしたんだろうなーとか、当時の人々の気持ちが想像できて楽しかった。
多分細かいところまでこだわって丁寧に復元されてるから、当時の人々の気持ちに思いを巡らせられたんだと思う。東映映画村より敷地は狭いけど完成度は高いです。
オランダ人は将軍のご機嫌を伺う為に、置き時計とか、ゾウとかオランウータンのような珍しい品々も持って来たらしい。テレビもインターネットもない時代で、初めてゾウを見た時の驚きって凄いだろうね。なんかロマンだなーって思った。
あと商人達が住んだ部屋の和洋折衷ぶりが面白かった。畳の部屋に椅子とテーブル、綺麗な壁紙。ヨーロッパでもニッポンでもない感じ。
面白かったなー。なんだかんだ2時間以上滞在しました。

和洋折衷のお部屋
カピタン部屋
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