トーティリスキャンプに着いてランチをとった後、いよいよおまちかねのサファリドライブ!!
サバンナの動物は日中はうだーっとしているので、サファリドライブはだいたい日の出と日没前後の一日2回です。
初めてのサファリは16時スタートの午後の部。
ちょー楽しみ。
・・・だったのに出発直前にカメラ故障!!いよいよこれからって時に!しょうがないから予備で持ってきた、イッコ前の古いデジカメを持って出発。一応2台持ってきて良かった。もしかしたらここまで来る時の砂ぼこりで壊れたのかな?
古いデジカメは2倍ズームしかないのでちょっとブルーな感じ。

こんな感じでサファリします

ナイロビから貸し切って来たワンボックスでサファリに向かう。屋根がぱかっと開いたところから顔を出して動物を見ます。普通は動物がいたときだけ立ち上がって外をみるんだろうけど、僕は興奮しっぱなしだったので、ずっと立ってました。
アンボセリは近年砂漠化が進んでいるらしく、車の砂煙がモウモウと立ち上ります。
キャンプを出発して5分くらいでキリン発見。続いて湿地帯にカバ発見。スゲエ。野生の王国だあ。・・でもちょっと動物までの距離が遠い。アンボセリでは道を外れるのは禁止されているので、遠くの動物を発見しても近づけません。

遠くにマサイキリン

しばらく進むとヌーやらシマウマやらの草食動物がいっぱい。ヌー、シマウマ、バッファローは見かけない日はないです。シマウマは妊婦が多かったのか単なるデブなのか、お腹が大きい馬が多かった。
野生の動物は動物園で見るよりも締まってると思ったのに意外だ。

シマウマ、ヌー、バッファロー

そしてお次はアフリカゾウの登場!さっきはすっ飛ばしたアフリカゾウ。一頭のゾウが向こうからゆっくりゆっくりこっちに向かって歩いてきた。この後何十頭って数のアフリカゾウを見たけど、この最初の(厳密には2度目だけど、実質的に最初)遭遇が一番印象に残ってる。動物園のゾウは止まってるか2,3歩進んでちょっと戻ってみたいな動きしかしない(できない)けど、アフリカの大地では悠然と歩いている。
300mくらい先からずんずんこっちに向かってきて、またどこかへ去って行った。

闊歩するゾウ

その後もゾウのファミリーをたくさん見かけた。アンボセリはゾウが多いことで有名。密猟者に追われたゾウがここに集まって増えすぎてしまい、草木を食べまくっていることが砂漠化の一因になってるみたい。人間が追いやったゾウを今は人間が保護している。その結果局地的にゾウが増えてしまい砂漠化を招いている。
なんか人間は何かすると必ず地球のバランスが崩れちゃうんだな。
ゾウを保護すれば草木が死ぬ。草木を保護しようとすればゾウを駆逐しなきゃいけない。乱獲も過剰な保護もダメなんだよな。難しいバランス。

家路につくゾウの家族

アフリカで出逢った動物の中でゾウがもっとも「家族」を感じる動物だった。
10〜20頭くらいで行動し、子ゾウを大人のゾウが囲んで行動する。そしてオスのゾウはある程度の年齢が来たら群れから追い出される。偶然その瞬間を見かけました。ボスのゾウが青年のゾウに体当たりして
「付いてくるな」
って言ってた。それでも青年のゾウは寂しそうな声を出して付かず離れずの距離を保って群れに付いて行ったのが悲しげだったなあ。

常につがいで行動するカンムリヅル

その後も遠くにライオン、ハイエナを見かけたけど、いかんせんカメラのズームがしょぼくてろくな写真が撮れなかった・・・。
ということで、初めてのサファリドライブはアフリカゾウが印象的でした。
今日の主な収穫:
遠く:キリン、カバ、ライオン(メス)、ハイエナ
近く:インパラ、イボイノシシ、サバンナモンキー(キャンプにて)
たくさん:アフリカゾウ、シマウマ、ヌー、バッファロー、カンムリヅル

綺麗な夕日
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