パラドールのレストラン
Comedor Principal
訪問日時:2008年1月3日(木) 21:00
料金:二人で69.24ユーロ(7%の税込み)
オススメ度:A
備考:中世の修道院の雰囲気を感じつつ伝統料理が堪能できます。
海外旅行での夕食をホテルで手軽に済ませちゃうなんてことはあんまりしたくないもんです。できるだけ街中でその街に住んでる人も食べにくるようなお店に行こうと心がけてます。クエンカにも旧市街に何件か入ってみたいお店があったんだけど、あまりにパラドールに惚れ込んでしまったので、パラドールのレストランで食事することにしました。
夕方にごっついボカディーリョを食べちゃったから少し遅めの21時30分くらいにレストランへ。入口にメニューが置いてあったのでちらっと眺めてると、料理を決めるのにかなり悩みそうだったので、メニューをデジカメで撮影して一旦部屋に戻った。部屋に戻って電子辞書を使ってあれこれ調べ上げてようやく22時頃もう一度レストランへチャレンジ。
散々悩んで僕はメニューに印がついた料理の中から2品選べるちょっとお得なセットにした。選んだ2品は
・The Fried Bread Crumbs of Shepher with 7 Garnishesという揚げたパンくずとか野菜がちょこちょこ7品盛ってあるワンプレート料理。スペインの伝統料理らしい。
それと
・Grilled Wild Board Cutlet with Quinceというステーキ。これも地域の特産品(Cuisine Regionale)ってことなので。
羊飼いのパンくずプレートは伝統料理かもしれないけど、さすがに羊飼いプレートだけあって質素なお味。中世の修道院で食べる羊飼いの精進料理・・・ありがたいですなあ(大泉洋風に)。
ステーキは想像以上でも以下でもなく美味しく食べました。パプリカの酢漬けみたいなのが意外な美味しさ。口に入れるまで一体これが何なのか分からなかった。
どっちも単品で注文すると18ユーロ。お得なセットで頼んだから確か29ユーロだったと思う。
奥さんは夕方のボカディーリョがまだお腹に残っていたらしく1品だけ注文。ウェイターにあんまり食べられないから1品で良い?って聞くと快くOKしてくれた。
選んだのは
・Roast Suckling-Pig with Green Salad
これも地域料理だから選んだみたいなんだけど、グリーンサラダ付きっていうのも大きかったみたい。旅の疲れもあってさっぱりしたものも食べたかったらしい。
ところが出てきたのはごっついブタ肉と付け合わせのパプリカとポテトとマッシュルーム・・・。ごっついブタはともかくとして、パプリカ(赤)、ポテト(黄)、マッシュルーム(茶)のいったいどこがどうグリーンサラダなんだ!!
お疲れ気味だった奥さんにはかなり重かったみたい。ブタはかなりパンチが効いていて翌日まで口の中がブタっぽいってこぼしてました(笑)。スペイン風沖縄料理です。
奥さんが料理を目の間にしてがっかりしてるいい感じの写真があるんだけど、あまりに顔がはっきり写ってるのでお見せできないのが残念。
22ユーロ也。
食後は口直しにヨーグルトアイスとアラージュのアイス。
Alajuというのは蜂蜜とかイチジク、アーモンドを混ぜたケーキのことを言うみたい。色々調べてみたところ、これもクエンカの名産品らしいです。
しばしコーヒーを飲んでゆっくりした後ちょっとホテルの外に出て旧市街を眺めていました。ライトアップされたクエンカの旧市街。けっこうムードありです。
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