L’església de la Colònia Güell

コロニア・グエル教会
L’església de la Colònia Güell
訪問日時:2008年1月2日(水) 10:00
入場料:4ユーロ
待ち時間:なし
オススメ度:B
備考:ガウディ建築。世界遺産。一応ガウディの最高傑作って噂。

ガウディの最高傑作だっていう話もちらほら聞いていたので、ちょっと郊外にあるんだけど行ってみました。コロニア・グエル教会堂。

駅から歩いて10分程のコロニア・グエルの受付センターでチケットを購入すると日本語のパンフレットをくれます。受付センターから歩いてすぐのところにコロニア・グエル教会はあります。

帰国してこのブログを書くためにパンフを読んでいて初めて知ったんだけど、教会の入口付近にガウディ作の十字架のレプリカがあるようです。この十字架のオリジナルはミラーリェス邸の門に飾ってあるらしい・・。両方とも行きましたが、どちらの十字架も全く記憶に残ってません。完全に見逃した・・・。
いや、どうしても見たかったとかいうわけじゃないけども、わざわざバルセロナの現地まで行ってガウディの作品を見逃すってのはちょっとねえ。これからバルセロナ旅行に行かれる方は是非見逃さないようにして下さい。そしてもしこのブログを事前に読んだおかげで見逃さずにすんだ!っていう人がいらっしゃいましたら是非とも十字架の写真を送って下さいませ。先着1名様のお写真をこのブログに掲載させていただきたいと思います(本気です)。

教会につくと警備員みたいなおっちゃんがチケットのもぎりをやってました。ビデオを撮りながら教会に入ろうとすると、カメラ、ビデオ禁止の表示が貼ってあった。警備員風のおっちゃんに「ダメなの?」って聞くと、「OKOK。ささ、入って入って」ってな具合。いろんなブログ見てもみんな教会内部の写真撮ってるから、あの禁止の表示は建前なのかな?

ステンドグラスがいい感じ

教会内部で印象的なのはななめに立ってる柱とステンドグラス。こじんまりした雰囲気は可愛らしいです。

コロニア・グエル教会は建設設計段階の逆さ吊り実験(ポリフニクラの模型)で有名だけど、なにせ甚だしく未完成でして。どの辺に実験の成果が表れてるのかさっぱり分かりません。
確かに地下聖堂はそれなりに革新的な建築物なんだろうけど、たったこれだけかという印象も拭えないなあ。パンフレットにはガウディの最高傑作として位置づけられているって書いてあるけどとてもそうは思えなかった。カサ・バトリョのほうが絶対凄いっしょ。

ジュジョール作聖家族の祭壇

未完成に終わった建物上部(屋上?)にも上がれるけど、悪い意味でとっても近代的な補修が施されてます。サグラダ・ファミリアでも新旧の塔の差にビックリしたけど、この近代的な上階もかなりビックリ。これって「ガウディの最高傑作」とやらを台無しにしてしまってるんじゃないでしょうか??

期待が大きすぎたせいか、消化不良のまま教会を後にしてコロニア・グエルの街をしばし散歩してみた。工業住宅地だったコロニア・グエルは繊維工場が閉鎖された今も人が住んでいるようです。ただ朝が早かったせいか、人が生活している気配がほとんどなくて、西部劇に出てくるような廃れた街って感じ。
10分くらいぶらついてみたけど、出逢ったのは下の写真のおじいちゃんとお孫さん(多分)だけでした。めちゃくちゃ寒かったこともあってなんだか寂しい気持ちになっちゃいました。

唯一出逢ったコロニア・グエルの住人
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