Temple de la Sagrada Familia

サグラダ・ファミリア聖堂
Temple de la Sagrada Familia
訪問日時:2007年12月31日(月) 15:00
入場料:8ユーロ(エレベーターはさらに2ユーロ)
待ち時間:約20分(エレベーターは別途30分)
オススメ度:特A
備考:ガウディ建築。世界遺産

やっと着きました。サグラダ・ファミリア聖堂。ガウディ通りから眺めるサグラダ・ファミリアは威厳に満ちあふれていて最高です。思わずみとれてしまって写真やビデオをガンガン撮っていると、若者5,6人のグループの視線に気付いた。狙われたかな?とちょっと心配していると、グループの一人が
「ノノノ、ノンプロブレム」
って笑いかけてきた。
果たしてホントにノンプロブレムだったのか、隙あらばスリのターゲットにされるとこだったのかは分からないけどとりあえず無事に通過。
サグラダ・ファミリアが今も工事中だっていうのは知ってたけど、あの4本の塔が2セットあるのは知らなかった。お恥ずかしい話ですけども。
有名なのは生誕の門(Facana del Naixement)のほうでこちらはガウディが生きてる間に作られた門。で反対側に受難の門(Facana de la Passio)というガウディ死後に出来た塔が4本建ってます。この生誕の門と受難の門があまりにも違うテイストでビックリ。受難の門は新しいせいかかなりこざっぱりした色合いで、彫刻も現代彫刻って感じでかなり抽象的。たった二つの門を比べただけでこんなにバランスが取れてないんだから、最終的に出来上がるサグラダファミリアはさぞかし統一感を欠いた聖堂になっちゃうんじゃないかと心配だったりもするけど、そういうアンバランスを受け入れちゃうのもバルセロナの良いところ・・・なのかな?まあそう思いたい。
ちなみに僕は新しい方の受難の門のほうが好きですね。単純にカッコいいからという理由だけだけども。生誕の門の方が威厳はあります。
受難の門から入場する時に
「タワーは終了してるけどそれでも良いか?」
って聞かれた。
かなりショックだったけど、どうしても登りたくなったらまた後日来れば良いかってことで、入場。中に入るとステンドグラスがとてもキレイ。深いブルーのステンドグラスが気に入って何枚も撮影したけど何故かデジカメだと浅いブルーに映っちゃう。いくら設定を変えてもダメ。しょうがないから記憶にしっかりと焼き付けました。
聖堂の中を通って反対側の生誕の門に出ると、「もう終わった」と言われたタワーのエレベーターに列がまだ並んでる。ダメもとで並んでいると警備員がやってきて、営業終了の立て札を立てた。
ギリギリで間に合った!ラッキー。
聖堂に入った時よりも長く並んで(30分くらい)エレベーターに乗り込むと係員に2ユーロ徴収されます。
エレベーターを降りると4本の塔の真ん中の2本の塔を繋いでいる橋を渡ります。
高所恐怖症の人は耐え難いものがあるらしく、実際中学生くらいの少年が橋を渡れずにベソをかいてました。ま、よっぽどの高所恐怖症じゃない限り気持ちが良い眺めなので塔に登るのはオススメですね。生誕のファサード側だと地中海まで見渡せます。

橋から塔のてっぺんを見上げる

塔の下りは螺旋階段で降りて行きます。この階段も苦手な人には怖いらしく、僕の前のルーマニア人のカップルの男性がビビりまくってなかなか進まず、カップルの女性と僕で男性をからかって爆笑しながら降りました。なんとこのルーマニア人女性は以前名古屋に住んでいたそうな。奇遇ですね。
サグラダ・ファミリアの地下は博物館になってます。
興味深いのは完成予想図。完成予想図によると今の8本の塔の1.5倍くらいのサイズのどでかい塔が真ん中に建つことになってる。あれが完成したら今の生誕の門や受難の門はインパクトが薄くなるだろうなあ。そもそもホントにできるのか?
博物館でも紹介してたけど、ガウディは自然の形からインスピレーションを受けてデザインしたものが多いです。よく言われるクジラの背骨とかアンモナイトとか波の形とか。サグラダ・ファミリアはそれを強く感じますね。動物、植物、果物、自然界の色んなものがちりばめられてます。色んな生き物たちを探してみるのも楽しいですよ。

サグラダ・ファミリアの生き物たち写真集

柱を支えるつらそうなカメ
果実
アンモナイト
カタツムリ
カエル
トカゲ
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